妄想は置いておいて 一応まともに、某オタク眼鏡の正体を予測してみる

現状分かっている情報だけで推理するのも無理があるのは承知です。
大体、現在出ているような情報って、制作側にはどうでもよい情報も多いです。それを他に情報がないため、頼りにしまくった挙げ句の、プレイ側の推理というのは、どうでもいい情報に踊らされ、そこまで深読みすんなよ、道それまくりだろ、ってな事になりがち。えぇ、どうせ当たりませんとも。
ま、それは承知で推理しますよ、ということで、一つ。

まず確定情報として、奴の目標は神と同等の力を手にし、世界を支配すること、っつーのがあります。
では、そんな力を手に入れて、どうするつもりでしょうか。
ここは言動から察するに、多分支配後の目的などはなく、支配するという課程の面白さ自体が目的なのでしょう。今の状態ですでに、酒池肉林程度、簡単に叶えられるようなものですから、何かを欲して目指す世界支配ではなさそうです。
平たく言えば奴は、世界というPC相手に、外からハッキングかけに来たハッカーさんではないかな、と思います。そこに山があるから登るのです。
しかし、そうはいっても、ハッキングに成功した後、その成果を対象に残さなければ、イマイチ達成感が感じられないのが人間というもの。
親切なハッカーさんなら、ハッキングを成功させたあかつきには『セキュリティのここの部分がまずかったね』と、助言メッセージを残して去ってくれたりしますが、御屋形様はラスボスというポジション上、そんな親切なことしてたら、ストーリーになりません。えぇ。ここはやはり「ハッキングしたPCをクラックすることで、管理者に対して勝利宣言する」、すなわち「混沌の使者」が世界を支配したあかつきには、世界の破壊が待っている、くらいのが話的にも盛り上がって良さげです。性格もDQNっぽいですし。(あるいは、支配した後、神の権限はノゼに譲渡して、自分は世界をほったらかしにする、というつもりかもしれません。こっちもろくな事にはならなさそうです)

では、あの御屋形様は、ハッカーそのもの、すなわちハッカーが外部からアクセスし、自分の行動をあの世界で実現するための窓口として設置した人形・アバターのようなものなのでしょうか?
これは、違うんじゃないかな、と思います。
死王様とのカード対話にある「年を取らなくなってから、時間の感覚がなくなった」発言から察するに、御屋形様の意識は完全にあの世界の内側に存在しています。
とすると
1. 攻殻機動隊ばりに、本人がこの世界に電脳ダイブしている。
2. 本人ではなく、本人の人格のコピーを搭載したウィルス的な何か
のどちらかあたりでしょう。
1.の電脳ダイブは、体を現実世界へ残して脳内だけで行くパターンと、体を捨てて魂が絵の中の世界にダイブ、みたいなパターンの二種類が考えられますが、後者は愉快犯が行うにはあまりにリスキーな方法です。
しかし、500年以上の時間があちらで流れているとなると、前者も厳しいものがあります。脳の処理能力の数百倍の速さで流れる世界に住むわけですから、周りで何が起こっているのかを認識するだけでも大変です。
で、そこで出てくるのが、【混沌の「使者」】という肩書きです。
使者ということは、誰かのお使いなわけです。その背後には使者を使用する、ご主人様があるはずなのです。そしてその主人とは混沌そのものだと言っているわけです。
ずばりここは、1の方式ではなく 2 のウィルスさんなんじゃないかなぁ、と。
何より私達イクサーが、【混沌の使者 エルガンディ】というカードを入手できるということ自体が、奴がメタ存在ではなく、あくまであの世界の一部の存在に過ぎないことを示唆しているように思えます。
ただし、代行者がOSカーネル書き換え可能なくらいの機能を持っていたら、とっととバグを修正しにきて、ウィルス除去。全てがめでたく解決、ですむはずです。
こう、あれですね。
イメージ的にはこんな感じかな、とまたまたPCのハッキングの例えで行きますが。

ハイパーな自力デバッグ機能【代行者】を持った、それこそハイパーな未来型プログラム【ラヴァート】があります。このプログラムを走らせているPCは、管理者が管理しようとせずに放置されています。
で、ここにハッカーがハッキングしに、ネット経由か何かでやってきました。OSに手を出すのではなく、ラヴァートを好き勝手いじるのが目的です。
とりあえずハッカーはPCにウィルスソフトを送り込み、ウィルスを起動させるのに成功します。
このウィルスは、当然ラヴァートとは別のタスク。自分のタスク以外に書き換えられない代行者は、別タスクであるウィルスを駆除することは出来ない。
一方、ウィルスの方も、ラヴァートが参照する外部リソースは書き換えが出来るが、プログラム本体が走っているメモリにはアクセスできない状況。
しかし、ラヴァートはカードと呼ばれる外部リソースを読むことで、それを元に非常に高度な自立AIを内部に作成し、世界の一員に加えるというスペシャルな機能があった。
そこでウィルスは、特別なカードとして、ハッカーの人格を写し取ったAIが出来るようなリソース【混沌の使者】を作成。ラヴァートの世界に送り込む。
ウィルスは、ラヴァートのメモリを書き換えることは出来ないが、読むことは可能。そこでメモリに乗った【混沌の使者】のAIが発する行動を読み取り、要請があればその要請に応じて、ラヴァート世界のカードリソースを書き換える処理を実行。混沌の使者はラヴァート内部でリソースの再読込が発生するように働きかけることで、ラヴァートの内部世界を自由に書き換えることができる。(ただし、あくまでリソース書き換えで変えられる範囲内のみ。また、やりすぎて世界に大きな矛盾が発生すると、代行者がやってきて修正してしまうので、あまり無茶は出来ないのと、リソースを再読込させるのに若干手間がかかるため、完全好き勝手にリソース書き換えすることまではできない。が、よくよく考慮してうまく自分の機能を使える知能がAIにはある)
ちなみに混沌の使者がラヴァート内部で死んでも、ラヴァートの行う、リソースの定期的な再読込が発生した段階で、すぐに復活してしまうように、ウィルスはリソースを書き換える。
一方ラヴァートに侵入した混沌の使者は、なにせ元になった性格がアレなので、内部でさんざん好き勝手遊んだあげく、ラヴァート内部時間で500年以上たってから、ようやくラヴァート本体を乗っ取る行動を開始。
具体的には、代行者が持っている、ラヴァートプログラムが走っているメモリ領域にアクセスする権限を、いろいろな方法を駆使して奪取しようとしている。

ってな感じなのかなぁ、と妄想しています。
いや、あくまでPCで例えるとこんな感じ、であって、実際のラヴァートとオタク眼鏡の住む世界の関係は不明ですが。

しかし私は、本当に妄想力だけは一人前ですNE☆
こんな長文になるとは思わなかったですよ。

あ、ちなみに。
御屋形様って、ラヴァートの人間にとって見たら、クトゥルフ神話的な存在だよな、それこそ這い寄る混沌。ぶっちゃけこの人の存在を真に理解してしまった人間がいたら、気が狂っちまうんじゃないか、とか妄想してたら、本当にそうだった件!!



だよな。そうなるよな。やっぱ。
くとぅるふ ふたぐん にゃるらとてっぷ つがー しゃめっしゅ しゃめっしゅ (ノ゚∀゚)ノ
混沌の使者のネーミングも、それこそ這い寄る混沌さんから取っただけかも知れないな。
やべ、考察が根本から崩れだしたw

コメント

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