銀英伝が面白すぎる

一気に見ていました。アニメ版銀英伝。
小説の最初の方ちょっと見ただけで、やめてしまっていたんですが、色々噂には聞いていて、ふとヤンが自分にとってかなり萌えれそうなキャラだと気づいたので、見始めました。

もともとヤン目的に見ていて、大まかなストーリーも知っていたので、奴の死後も見続ける魅力があるかどうか心配していましたが、何の心配もなく、滅茶苦茶面白く見ることが出来ました。いやもう、素敵すぎる。ストーリーもキャラも、死にネタ的にも!!
カプ萌えは帝国の、ハルキルとか双璧とかくらいかと思ってましたがなんのその。ヤンだって愛されまくってました。主人公特権って素敵すぎる。普段主人公系好きにならないので、たまに好きなキャラが主人公だと、それがどれだけ美味しいか実感いたします。
ラインハルトもヤンも愛されすぎだw　もうみんなのアイドル、お姫様かと!!　ビバ主人公!!

ちなみに帝国側だとオベさんが一番好きでしたね。
要は頭だけで頑張ってるキャラが好きなわけで。まぁヤンは地味にカリスマ性も使ってましたが。
って、好きなキャラがどちらも声優さんがお亡くなりになっているという、嫌な共通点があるな……。

さて、二次元キャラに体癖を当てはめるのって、もともと結構無理があるんですが、銀英伝は歴史上の人物をモチーフにしているせいか、滅茶苦茶分かりやすく体癖出ているキャラがいますね。
筆頭はなんと言っても、ヤン。
物の考え方や、世界や自分の状況を見る視点とかが、徹底的に1種な上、体の癖も、食欲・性欲が淡泊な代わりに睡眠欲だけは爆発的に強いとか、考え事する時に足を机の上にのっけて、体を反らす体制で椅子に座るとか、まんますぎ!!
5種体癖っぽいトリューニヒトを苦手としているのも、それっぽい。
モチーフは誰なんでしょうね。太公望か諸葛亮あたりかな、と思うのですが。
まぁいずれにせよ、ぶっちゃけここまで書けるあなたが1種だろ、田中芳樹先生と言いたいです。
あの登場キャラ達にウィットに富んだ会話をさせるセンスとかから考えても、ヤンの1種描写の上手さからも、それっぽいよな。あとあの右を向けと高圧的に言われたら損を承知で左向く反骨精神は8種かな。

他はビッテンの7種っぽい感性も体癖に当てはまってそうですね。攻勢に強く守勢に弱いとか、「人を褒める時は大きな声で、貶す時はより大きな声で」とか。体つきも結構それっぽい気がする。モデルは……まぁ武将には山ほど居るタイプですからね。張飛とか。
オベさんは9種っぽいですね。

カップリングは色々美味しく出来そうですが、現状一番萌えてるのがコプヤンでしょうか。
つーか、シェーンコップは誰と会話しててもエロいという、とてつもないフェロモン出てるからなぁ……。誰と組んでもヤバスですが、やはりヤンとの間柄は別格に好きです。
何ツーかホント、後でじっくり萌え語りしようかと思います。

萌え以外だと、アニメとしての小ネタとして、あまりつっこまれていないものの、建物も面白いですね。
ベルサイユ宮殿はともかく、ペンタゴンやホワイトハウスが、アメリカっぽい同盟国側ではなく、帝国側にあるのとか、予想の斜め上を突かれました。
じゃあ同盟国には何があるのかと思えば、オペラハウスとか、これまた予想の斜め上。
あと、グロ描写が半端無いのも時代を感じさせます。体が上半身と下半身に千切れて、腸出して這い回る一般兵士とか普通にグロすぎるだろ。
絵柄が要所要所で後から修正した部分が入っていて、その絵の描き方の差がまた時代を感じさせます。
アニメの技術も変わりましたね。塗りの技術が未発達な分、線画で頑張りすぎるくらい頑張っているというか、特に髪。
昔のやつ、頑張りすぎだろ!!　アンネローゼの髪とか、どんだけ手間かかってるんだって感じでしたよ。

声優ですが、海外ドラマでよく聞く声も多いなと思いました。
でも気がするだけで、誰かは分からないもの知らずですみません。
トリューニヒトって、CSIのホレイショの吹き換えしている人ですかね？

まぁとまれ、そんなこんなで、しばらくは銀英伝に萌えていそうです。