オギーがボカロを使って劇を書いたら……

なんかこう、色々と考えていたら、頭の中に沸いてきてしまった、お馬鹿な宝塚キャスティング考察。
題して、もしもオギーがボカロを役者として使って劇を書いたら、どうなるか。

こんな感じに妄想してみました。

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主人公 レン

何かこう、色々とアンニュイになっている。
周囲のごく普通の良い人々を、愛する方法が分からなくなっている。
愛し方が分からないと言うより、愛という心をどうやって持てばいいのかが分からない。執着心弱すぎる感じ。
で、しょっちゅう心の中の兄に、どうしたらいいんだろう、と語りかけている。
最後はとりあえず前へ進もうか、と言う気が起きる感じで終了。ただし進む先が、生へ繋がる道とは限らない。


ヒロイン1 リン

レンの同類。一見からっとしているように見えて、根底はやっぱり色々とアンニュイ。
君の姿は~僕に~似~て~い~る~ な感じで、結局恋愛として結ばれると言うよりは、同士として共に同じ道を歩いていく感じの結末。
ただし、レンと物理的に同じ道を歩くとは限らず、別々の所で暮らしながらも、時々連絡を取り合おうかとか、そもそも連絡すら取れない状態に落ち着く場合もある。
でもとりあえず、お互いに同士を見つけたことで、何とかこの世界を歩いていけるようになる。


ヒロイン2? ミク

結ばれない。
レンのことは大好きで、レンも彼女のことが嫌いではない、かつ外部から妨害にやってくる障害もないのに結ばれない。
一見愛され上手、甘え上手でレンとは正反対のように見えるが、実際は根がレンと同じなため、互いの執着心が弱すぎて、ハリネズミのようにおびえ合って近づけきれない。
「好きだよ」といいながら、別れる。


主人公を見守る大人の女性 メイコ

矢代 鴻さんが演じる役。以上。
あ、待って、そんなに姉さんは年取ってないとか;y=ー( ゚д゚)・∵. 
何はともあれ、物語中、唯一最初から最後まで通して、前へ進もうとしている人。主人公が最後に辿り着く心境を、最初から持っている感じ。
でもつまりは根はレンと同じなわけで、根底にはアンニュイな所がある。
子供がいるが、その子供との関係は薄かったり、壊れていたりする。その感覚が彼女の罪悪感の源になっていたり。誰だ、メイコを孕ませた奴!!
でもちゃんと前へは進もうとしている。
あと、重要な見せ場の場面で、背後でカイトと一緒に歌を歌っていたりする。


回想の中の兄 カイト

レンの回想の中でのみのご登場。
実在しないか、物語開始当初にはすでに死んでいるか、生きて居るんだけれど似たような扱いで、実在するかしないか分からない、そんな感じ。
レンが戸惑った時に、しょっちゅう彼へと語りかけるが、帰ってくる返事は哲学的すぎて、イマイチ役に立っていない気もする。でもとりあえず、いつも微笑みかけるようにレンに答えてはくれる。
当然だがレン以外との会話はない。と言うか他の人には見えてない。


エキセントリックなカタリスト がくぽ

うん、すまない。他にいなかったからなんだ。
一言で言えば、頭おかしい人。
物語の中で、一人だけ強烈な執着心を持ち、誰も積極的に行動しない中、彼だけが爆発的な行動力を持って、主人公の身の回りをぶっ壊した挙げ句、勝手に死ぬ。
でもそのおかげで、アンニュイで停滞した主人公の周囲の空気が動き出す。
いや、がくぽならそんな無茶苦茶な役も、結構ノリノリでやってくれそうな気が……。

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正直、姉さんとがくぽはすまんかった……

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