某スレでオーフェンをもしミュージカル化したら、というキースが観客の視線独り占めしそうなネタがあったので
真剣に宝塚でできないかと考えてみたら、意外といける気がしてきた。 正塚脚本・演出で、メイン『我が塔へ集え後継者』+一部『我が過去を消せ暗殺者』を、ティッシをヒロイン扱いで、特に恋愛シーンは増やさずに。 いやまじ、生半可なアニメ化よりいける気がする。少なくとも黒歴史アニメよりは、絶対にマシに出来上がると思う。最近のジェンヌはあまり把握してないのでキャスト思いつかんが。 なんつーか、正塚の世界観と、オーフェン世界では、双方、生臭くないハードボイルド、っつー共通点があると思うんだよね。土臭いけど生臭くない。むしろドライに乾いた感じ。欲望みたいなものを生まれつき持つことができない乾いた、それゆえ自立した人々が、ひたすら焦燥感に振り回されて、それでも生きなきゃいけない、的な感じ。 (ゴルゴ13とかの系統のハードボイルドは、良くも悪くも生臭いと思う。焦燥感ではなく欲望を持つことができる、自立できない人々のウェットな世界という感覚) で、オーフェンのキャラの中で一番正塚ヒロインに近い感じなのは、あのあたりでのティッシかなぁ、と。 あと、あの話は牙の党内での政治闘争がうっすら絡むのも、正塚っぽい。主人公は本来フリーなんだけど、因縁があるせいで巻き込まれると言うあたりも。 まぁ、魔術士の暗殺者同士の戦いなのに、何故かオリジナルシーンで銃撃戦が起こりそうなのが玉に瑕かw